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学校の選び方


学校の選び方について考えられるものをいくつかあげたいと思っています。

こんなタイプの分類をしてみました
@全国統一テスト成績が良い学校。
A日本人の通っている生徒が多い学校。
BESLのある学校
C私学

重要なもの スクールエリアマップ

学校を選ぶ上でこのエリアマップは大切なものとなります。
いろいろの条件を加味した上で学校を決めた時点で、はたして
自分はその学校に行くための地域に住めるのか、物件が借りれる
のか住宅事情を検証しなければなりません。
せっかく学校を決めたのに住んだところが自分の選んだ学校の
エリアと違ったという話は良く聞きます。

学校にはたいていエリアマップが用意してあります。
必ず確認しましょう。
住んでいる区域が違う場合については直接学校と交渉して、
その学校に入れてもらうという方法もありますが、
(特別に認めてもらう)普通1年ごとにレジスト(入学登録)
書き換えがありますので、方針が変われば、転校せざるを
得なくなります。



@全国統一テスト成績が良い学校。(評判のよい学校)

学校はこのテストの結果によって公的補助金の額が違うと聞きます。
公立でもこの補助金と、各家庭によるボランティアでの商品購入
依頼が結構来ます。(これは学校の運営資金に当てられます)
によって各学校の備品等が全然違ってきます。(公立なのに〜)
大都市ではどうかわかりませんが、この良い学校とよばれる地域は
学校を中心に住民が構成されている場合が多く、
古くから住んでいる人が多いようです。
なので住宅も供給が少なく物件を探すのに苦労することが多いです
そんなわけで、アパートメントなどを探すのもひとつの手かもしれません。

A日本人の多い学校

各企業単位でみなさんいらっしゃっているようなので、出向者
日本人の住む地域は治安の関係からほぼ近くになることが
多いようです。
必然的にその地区の日本人の学校生徒の割合が多くなります。

メリット

はじめてでも日本人がクラスにいるとすぐに溶け込める。
日本人を受け入れたことのある学校は、日本人がどういう
行動をとるか日本人の性格を多少は把握している。
(理解してくれる)

デメリット

日本人同士で固まりがち(ある人の話だと一日英語を話さ
なかった日もあり)
英語の進捗が遅い(英語がしゃべれないまま帰国等)

日本人がいない学校、または受け入れたことのない学校は
この逆になると思います。
ただし必ずしも皆が同じケースにあてはまるかわかりませんし、
どちらがいいとは判断できません。
親がしっかり方針を決めこれで行くというのがあればそれで
よいと思います。

BESL(ENGLISH SECOND LANGUAGE)

いわゆる英語がしゃべれない子供達がいくクラスがある学校が
あります。英語の授業に重点におきスペイン系、アジア系等の
米国以外からの移民等バラィティ-に富んでおります。
みんな英語をしゃべれないので子供も過ごしやすいようですが、
スペイン語系等多いと休み時間はスペイン語になってしまうよう
なので、戸惑うことも多いようです。

C私学

日本と同じ私立の学校です。キリスト教関係の学校が多いよう
です。(礼儀 躾に厳しいようです)



コラム

日本人の親御さんで英語を伸ばそうとELSに入れないでいきなり
通常クラスに入れる方もいらっしゃいます。教育方針なので全然
問題ないし、補習校の先生にそのように薦められる場合も
よくあります。
又、アメリカの学校は留年等はざらであり英語ができずに、一度
でたESLに戻されるケースも多い
と聞きます。
それも気にすることはありませんが。

妻と学校の先生の会話

先生 あの子(メキシコ人)は進捗が遅いので来年は又同じ
学年だわね

妻   こんな小さいころから留年なんて厳しいですね。

先生 なにいってんの、勉強もついていけないのに同じ学年で
過ごすことはどんなに辛いか
それは教育ではないわ。しっかりとついていけるように
育てていかなくちゃ。

妻  そうですけど....

留年ということに対する受け止めの違いはあります、日本の教育
についてもあらためて考えさせられました。日本ももうすこし本当
の意味でのゆとりを私達が作っていかなければと思いました。



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